Interview01
T. KINOSHITA
役職:部長
入社年度:2005年
具体的にどんな仕事をしていますか? 合計7名が所属するチームの管理職をしています。チームが担当しているのは大手自動車部品メーカー1社ですが、チーム戦略を明確にすることによって、多方面で営業戦略を実行しています。当社は一点一様の特注品を主に取り扱う専門商社なので、営業社員が担う役割が極めて大きいのが特徴です。そのため、人材育成には特に力を入れており、メンバーとのオープンなコミュニケーションを常に心掛けています。 私自身も入社以来、一貫して同顧客を担当しており、一人の営業マンとして、現在も個人の売上にこだわっています。ものを介して人と人をつなぐ商社の仕事において、最も大切なことは取引先との信頼関係を築くこと。「木下に任せておけば大丈夫」。そう感じてもらえる存在になることが、なにより重要だと考えています。信頼を得るためには、お客様の立場になって考えることが第一。相手が何を望んでいるのか、言葉や表情にどのような想いが隠れているのか、常に”聞き上手”であることを心掛け、ニーズを的確に引き出すようにしています。また、「こんなチャレンジをしてみませんか?」と、求められたことを上回る提案ができるかどうかも、信頼を得る上では重要な要素となります。
広商NEXUSの魅力を教えてください
当社の魅力は、社員一人ひとりの個性が尊重され、自由にチャレンジをさせてくれる企業風土が確立されていることだと思います。個人に与えられる裁量も大きく、責任感とやりがいを感じながら、一歩ずつ成長することができます。社歴や年齢の垣根を越えて、積極的に意見を出し合う環境があるので自分の”色”も出しやすい。いろいろな個性が集まり、刺激し合うことで育まれる社員の“人間力”が、企業としての強みになっていると感じます。
今の目標を教えてください
商社の仕事は数ヶ月、数年単位で取り組む案件もあります。契約を成立させるまでにいくつも課題を乗り越えなければならず、一人の力だけでは目標を実現させることはできません。その反面で、長い時間をかけ、多くの人と関わるからこそ、やり遂げた達成感や喜びも大きくなります。現在はチームリーダーとして、円滑なコミュニケーションやメンバーのモチベーション向上などの組織マネジメントを学んでいるところ。自動車産業は大きな変革期を迎えていますが、お客様から必要とされる商社であり続けるために改善できることが、自分にも、会社にもきっとあるはず。刻々と変化する業界の流れを素早くキャッチして、広商NEXUSにしか創り出せない付加価値の高い製品を提供し皆で達成感を味わうことが目標です。もちろん、一人の営業マンとして売上にもこだわります。より多くのお客様に喜んでいただけるよう、“プレーイングマネージャー”として会社をけん引していきます。
社員全員揃っての会議の様子。
具体的にどんな仕事をしていますか?
大手自動車部品メーカーの担当営業として、毎日お客様のもとに顔を出し、現場で使用されている製品のチェックや補充、生産設備に必要な治工具の企画提案を行っています。さまざまな人・もの・情報をつなぎ、お客様の〝困りごと〟を解決する商社の仕事では、日々、現場で生まれる新たなニーズを掘り起こす必要があり、人間関係を築くためには何気ない雑談も大切な業務のひとつ。たくさんの人に会い、コミュニケーションを取ることが好きな自分には、まさに天職のような仕事です。
仕事で心がけていることや、喜びを感じることは?
業界経験の浅い私は、常にお客様から〝教わる立場〟。一つひとつの案件に真摯な態度で向き合い、何を求められているのかを理解することを心がけています。モットーは「なぜだろう?」「もっと知りたい」と謙虚に学ぶ姿勢。そして、課題解決に向けて〝一歩〟を踏み出すこと。「できないことはやらない」という姿勢では、商社の営業は務まりません。実際に、私が現在担当する案件の中にも、従来のリソースでは対応できず、仕入れ先の開拓からスタートし、何度も試行錯誤を重ねて、ようやくお客様が求める品質基準にたどり着いたものがあります。開発期間はおよそ1年6か月。暗闇の中を手探りで進み、何度も壁にぶつかりましたが、「大峯君にお願いして良かった。よくやってくれた!」という言葉を聞けた時の達成感や充実感は、今も鮮明に記憶しています。粘り強く最後までやり遂げることができたのは、やはり〝一歩〟を踏み出したから。「お客さんに喜んでほしい」という気持ちがあれば、できないことはありません。とくにものづくり業界には、向上心にあふれ、新しいことに挑戦しようとする積極的な人が多く、「この人の役に立ちたい」という熱意や積極性は必ずお客様の心に伝わります。
広商NEXUSの魅力を教えて下さい
もちろん、一人で完結できる仕事はなく、お客様の「ありがとう」という言葉を聞くことができるのは、たくさんの人に支えられているから。協力してくれる取引先メーカーや営業チームの仲間をはじめ、さまざまな人を巻き込んで目的を実現するためには、「自分はこうしたい」と意志を明確に伝えることが大切です。広商NEXUSの魅力は、立場を越えて意見やアイデアを発信できるフラットな人間関係。社員一人ひとりのチャレンジを、積極的に後押ししてくれるポジティブな雰囲気があるので、自分の能力や個性を存分に発揮することができます。
表彰パーティーの様子。
具体的にどんな仕事をしていますか? 事務職として、営業スタッフのアシスタント業務を担当しています。売上・発注・納期の管理、見積り回答など仕事内容は幅広く、お客様と直接やりとりをする場面も多いので、営業スタッフと同等の知識やスキルが求められます。とくに正確さが求められる納期の管理や、素早いレスポンスが必要な見積り回答では、事務職の自分が仕入れ先と直接調整することで業務効率を高めることができるため、納期厳守ボードや見積回答ボードの設置など業務改善にも積極的に取り組んでいます。情報を〝見える化〟し、チーム内で共有することで、お客様からのクレームが減り、営業スタッフからも感謝の言葉をいただくことができました。これからも女性ならではの視点を採り入れた、職場環境の改善案を発信・実践していくことで、会社の利益に貢献したいと思っています。
今の目標を教えて下さい
お客様から届いた図面や納期をもとに、協力を依頼する仕入れ先を一から検討する商社の仕事は、〝正解〟が何通りも考えられるからこそコミュニケーション能力や調整力が大切になります。お客様にとって最適な方法を提案でき、喜んでもらえた時の喜びは大きなやりがいとなっています。現在の目標は、見積り依頼から納品まで、ひと通りの業務をこなすことができる〝より営業に近い事務職〟になること。取引先リストと結びついた材質表を上司に作成してもらったり、営業スタッフに届くメールを共有できるようにしたり、努力と改善を重ねています。より幅広くサポートが出来るように、営業スタッフから商品についての知識を教わり、少しずつですが理解できる案件も増えてきました。週に一度、チームとして取り組んでいる品質管理検定(QC検定)取得のための勉強会にも、欠かさず参加しています。
広商NEXUSの魅力を教えて下さい
広商NEXUSの魅力は、社員の意欲を尊重して、積極的にサポートしようとする風通しの良い雰囲気。WEB勤怠管理システムや毎週水曜の「ノー残業デー」など、会社全体に働きやすい労働を整え、ともに成長しようという雰囲気が浸透しています。一人ひとりに能力を発揮してほしいという想いを感じながら、常に向上心を持ち、自分らしく働くことができます。
オフィスの様子。
具体的にどんな仕事をしていますか? 営業職として約40年間の勤務を終え、一時定年退職を機に再雇用していただき、現在は営業業務の一部を引き継ぎつつ、新たに治工具の品質保証業務を担当しています。精密治工具の販売は社内でも新しい事業領域。充実した測定器を揃えた「Techno Lab」が2019年に立ち上がり、自分は検査と組付けに携わっています。長い間、営業として製造業の現場を見てきましたが、品質保証業務は毎日が発見と学びの連続。熟練の同僚技術者に支えられ、新たな挑戦ができることに感謝しながら日々技術を磨いています。
今の目標を教えて下さい お客様の要望に応えるためには、目標と向上心を持つことが大切です。現在の目標は治具測定のスキルアップ。より早く、より正確に品質保証業務を遂行するため、必要な知識を学び続けることを心がけています。 広商NEXUSの魅力を教えてください 広商NEXUSの魅力は、家族的な一体感があり、皆で助け合う文化が受け継がれていること。目の前の課題を一つひとつクリアしていく真面目な社員が多く、経営にも堅実性や安定感があり、安心して業務に取り組むことができます。約40年の経験と知識を後輩へ伝えていくことも自分の役割。1年でも長く勤務することが恩返しになるという想いを胸に、品質保証業務の挑戦を楽しみたいと思います。
最新の測定機器が揃う検査室。
具体的にどんな仕事をしていますか? 車載用のモーターや半導体製品、トランスミッションなど自動車部品の生産に必要な商材の提案・販売を行っています。中部地区は自動車産業に代表される、ものづくりの一大集積地。最先端の技術を持つ大手企業との、課題解決型の仕事に携われることに喜びと誇りを感じます。案件によっては、通常は社外の人間が立ち入ることのできない〝突っ込んだ部分〟にまで関わることもできます。生産現場に近い所で、より深く、より細かく機械や装置について学べることに面白みを感じます。また、当社では営業グループが4チームに分かれ、それぞれに工場や製作所の業務全般を担当するため、特定の分野に偏ることなく、部品、生産設備、工事など幅広い業務を経験できることも他社にはない特徴だと思います。
広商NEXUSで活躍できる人材や
成長できるポイントを教えて下さい
商社の営業に必要な要素は、積極性と好奇心です。興味・関心の対象には、特定分野に特化したものと、幅広い分野にわたるものの2種類がありますが、個人的には後者の重要性がより高まっていると感じています。担当案件に直接関係する分野だけではなく、その周辺領域に意識を広げ、知識を積み重ねていくことが、その後のビジネスチャンスにつながります。自社製品を持たない商社の営業は、お客様に対してどれだけ有益な情報を提供できるかが勝負。たとえすぐには役立たなくても、知っていて損になることはありません。「あいつはいろいろなことを知っているな」。そう思われることが信頼感を生み、お客様に重宝される存在になることができます。世の中には数多くのメーカーがあり、すべての技術や製品を網羅することは困難ですが、アンテナを張りめぐらせておけば、自ずと情報は蓄積されます。
自動車産業が大きな変革期を迎え、当社がお客様に提供する製品やサービス、提案内容の幅も広がりつつあります。業界は良くも悪くも〝飽きない状況〟で、今後は営業職にも変化を楽しむ柔軟なマインドと、クリエイティブな発想力が求められます。製造業の中心地で堅実経営を続けてきた広商NEXUSには、自動車部品メーカーや取引先との幅広いネットワークがあり、製造現場での経験のすべてが営業としての財産になります。一人ひとりに与えられる裁量も比較的大きく、責任感を持って主体的に業務に取り組むことで、自分なりの営業スタイルを築くことができます。
展示会の様子。